賃貸マンションの気になる維持費

賃貸マンションで生活するうえで必要となる費用

賃貸契約で物件に住む場合に知っておかなくてはいけないのが維持費です。維持費とは文字通り事前の契約で決められているその場所での暮らしを維持するために必要なお金のことを言います。賃貸マンションでは基本の賃貸料に加えて、共益費や管理費なども支払わなくてはいけません。マンションのような集合住宅でお金を払って権利をえることができるのは玄関ドアから内側の生活スペースに限られます。それ以外の廊下やロビーなどは入居者の全てに使用権利がある共有スペースです。共益費とは、こうした共有スペースの清掃やエレベーターを始めとした共同設備の定期的な点検に掛かる費用になります。それに対して管理費は老朽化に伴う外壁の補修工事など建物そのものを維持するために使われる費用です。

通常これらの費用は家賃とは別に請求されます。しかし、マンションによっては家賃と一緒に請求するケースも少なくありません。一緒に請求されたほうが月々の出費の計算がしやすくなるのでお得のようにも感じられますが、賃貸では契約時に敷金や礼金といった初期費用が発生します。このお金は家賃を基準に計算されるため、共益費と家賃がまとめられていると支払う金額が高くなってしまうので注意が必要です。

マンションを賃貸で契約するメリット

分譲ではなく賃貸でマンションを利用する大きなメリットの一つが費用の安さです。物件によって金額は異なりますが分譲で購入をする場合、平均で数千万単位のお金が必要になります。ローンを組んで支払う選択をしても、頭金は物件の価格に対する5%から10%と相場が決まっているため、数百万円は用意しておかなくてはいけません。それに対して賃貸であれば初期費用は契約時に支払う数か月分の敷金や礼金、1か月分の前家賃だけです。金額にして50万円程度の出費で済ませられるので大幅に費用を抑えることができます。

お金に関するメリットは初期費用だけではありません。消耗品である住宅は、長く暮らし続けると老朽化によって設備に不具合が起こることもあります。分譲として住んでいる人は自宅内にある設備は全て本人の持ち物となるので修理や交換は実費です。賃貸はお金を払って住宅を借りているという形になるため、故障の対応は不動産業者が請け負うことになります。こうした維持費を気にせずに設備を利用できる点は大きなメリットです。契約を打ち切ればすぐにでも引越しをすることができるので、生活スタイルに合わせて気軽に住む場所を変えられるのも賃貸ならではの魅力の一つと言えます。